こんにちは! Star Brain Academy の津久井(つくい)です。

今回は中間試験も近いということで「試験対策」に必要な視点を紹介していきます。最近ある論文(walkerlab.berkeley.edu)を目にする機会がありました。その中にある内容が、勉強効率をあげるために絶対に必要なものを取り上げていたので紹介します。

その記事では、次のように要点がまとめられています。

Improvement in motor skill performance is known to continue for at least 24 hr following training, yet the relative contributions of time spent awake and asleep are unknown. Here we provide evidence that a night of sleep results in a 20% increase in motor speed without loss of accuracy, while an equivalent period of time during wake provides no significant benefit. Furthermore, a significant correlation exists between the improved performance overnight and the amount of stage 2 NREM sleep, particularly late in the night. This finding of sleep-dependent motor skill improvement may have important implications for the efficient learning of all skilled actions in humans.

英語ばっかりだからって寝ないでくださいね。

結果は皆さんがご存知のものです。夜間にしっかりした睡眠をとることで、パフォーマンスが20%も上昇する、という内容です。皆さんも感覚的に知っていることでしょうが、結果にどのくらい差を生み出すのかは知らない人も多いと思います。

この記事によれば、徹夜で作業をした場合と、夜ちゃんと睡眠をとった場合とで、トレーニングの成果がどれほど変わってくるかを調査した結果、睡眠をとった場合の方が明らかに成果が上がった(なんと20%も!?)ということです。

しかもこの結果、勉強だけではなく、スポーツのような身体的技能についても同様に言えるらしいのです。

また、このような成果の変化が見られるためにはNREM睡眠(ノンレム睡眠、いわゆる、深い睡眠)が必須とのこと。なので、軽く睡眠をとっただけでは意味がない可能性もあります。

今回のまとめ

やっぱり、睡眠はとりましょう。しかも、深い眠り(NREM睡眠=ノンレム睡眠)が必要です。

次回は、今回と同じ論文から【一番成績があがる勉強のタイミング】を紹介します。

See you NEXT TiME!