こんにちは! Star Brain Academy の津久井(つくい)です。

前回は「まずはコア単語が載った単語帳を70〜80%仕上げよう!」という話をしました。今回は次のステップである「時事単語」について話をします。 ではでは「時事単語」とは何か? 本文で話していきましょう!

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単語・熟語の学習ステップ

壱)コア単語 → 前回の内容
弐)時事単語

コア単語を覚えても、長文を読んでいれば 知らない単語はたくさん出てきます。 新しく出来た英単語、単語帳には載っていないであろうレベルの高い単語、 専門性の高い単語などなどなど。 Star Brain Academy では、「特定の語彙力」を「時事単語」と呼んでいます。

どんなに評価の高い単語帳でも、完璧に網羅することは不可能です。 いくら単語帳をやっても、知らない単語が出てくるのは当たり前。 だから、長文を読んでいて 「また知らない単語が出てきたよ…」と嘆かないで下さいね。 そんな時には、発想の転換をしてみよう。

知らない単語に出くわしたら、 「単語帳に載ってないじゃん」と単語帳のせいにするのではなく、 「せっかく出会ったのだから、ここで覚えてしまおう」と考えて、 単語カードにまとめると良いと思います。

例えば、皆さんご存知のgoogle。 検索エンジンで有名なこの単語ですが、実は動詞でも使います。 Google it.で「それ、グーグルで調べてごらん」となる。 日本語でも「ググる」っていう言葉がありますね? あれと同じです。 もちろんの事、これが載っている単語帳は無い。 これ載せるんなら、他に載せるものあるでしょ(笑)

つくいがこれを初めて目にしたのは Newsweekという雑誌を読んでいるときでした。 「へぇ〜」と思ってメモしたことを覚えています。 こういった出会いを大切にできると、語彙力が増強されていきますね。

人間どうしても「この1冊で完璧」や 「○○大の英単語」といった謳い文句に釣られやすい。 でも、例えば早稲田英語でも学部によって出てくる語彙は全然違います。 上記のような単語帳をやってもよいのですが、 知らない「時事単語」に出くわさない保証は無い(というかゼロ)ので、 落胆しないでください。

理想は、高3の9月くらいから、過去問を読みながら、 知らない単語を単語カードにまとめてどんどん覚える。 同じ大学・学部では、同じ単語が出る率は結構高い。貪欲に覚えましょう。 もちろん、今の段階からカードを作っていってもOK! そうすれば、自分なりの単語カード = 時事単語帳 が出来上がるのです!!

でも、1つだけ注意! 単語カードを「作る」ことに満足しないで下さい。 ちゃんとチェックする習慣をつけないと覚えられません。 また、1つの文章で50も60も知らない単語があると さすがに単語カードを作る気も無くなりませんか?だから、まずは「コア単語」を覚えることが大事なのです! コア単語でベースを整えて、時事単語で補う。 こういった役割分担を意識して下さい。

今回のまとめ

単語を覚える際には、「コア単語」と「時事単語」を意識しましょう。 時事単語とのつき合い方は、出会いを大切にできるかです。 単語カードを作って、自分なりの単語帳を作ってみませんか? 今回はここまでです。

次回は、「単語・熟語暗記で気をつけて欲しいこと」について話します。 See You!