こんにちは。Star Brain Academyの平田です。
わたしはStar Brain Academyを卒業後、4年間の大学生活を終え、現在大学院生をやっております。
今回は、新連載企画のブログ、「Star Brain Academyの講師インタビュー&卒業生インタビュー」をしていこうと思います。
初回である今回は、英語科の津久井講師です!それでは始めましょう!
-まずは、英語講師になろうと思ったきっかけはなんですか?
大学受験に失敗して、浪人中にいろいろな予備校の先生たちを見てきました。その時に、「俺の方がうまく教えられるんじゃない?」と思ったのがきっかけです。
教える科目は、正直英語しかなかったですね(笑)。でも、単語帳も覚えたことないし、正直感覚だけでやっていました。ちゃんと英語を勉強したのは講師のバイトをしてからかな?(笑)
-そうですよね!やはり人に教えるとなると、自分も勉強しないと!となるんですよね(笑)。集団授業のクラスを持つようになったのはどうしてですか?
「時給5,000円」って書いてあるチラシを見て、その塾に面接に行きました。模擬授業をしたら、もう採用が決まっていました(笑)。授業準備とか復習とかでかなり時間を取られて、時給換算したら、時給数百円でした(笑)。その時にかなり勉強しましたね!
-大学卒業後に一般企業への就職とかは考えなかったですか?
思わなかったですね!講師をやるだろうと自分の中で思ったし、結局やったなと。やりたい仕事とかはなくて、極めてその場しのぎでした。でもどうにかなると思っていました。その瞬間瞬間でやりたいことがあって、それをやってきた感じです。
-20年ほど講師をされていますが、やりがいや嬉しかったことはありますか?
講師生活20年は3つに分けられると思っています。最初の10年は「自分の理論を確立した時期」。自分が確立した理論がハマった瞬間がとても嬉しかったですね!この英文はこう読むんだよ、こう考えるんだよ、と。
-なるほど。特に英語の場合、「英文の読み方」とか「考え方」の型を持っている人が多い印象ですね。私も津久井講師の授業を受けたことがありますが、その時に確立された理論だったんですね!でも、自分の理論が確立したあと、それが変化していったんですか?
28歳くらいの時に将来について真剣に悩んだんです。そして今まで講師をしていた塾をやめ、1年間何もしないで自分を見つめる時間を作ろうとしました。けれど貯金が底をついて。。。(笑)
そして最後の教え子たちで浪人をしていた生徒さんたちに家庭教師をしてなんとか稼いでいました。その時感じたのが、「教えることしかできないな」と。そして予備校講師になりました。
-ずっと講師をしていたんだと思っていました。途中に「自分探しの旅」みたいな時期もあったんですね!予備校講師時代が第二期ですか?
そうですね。予備校講師時代は周りがプロ講師たちなので全然違いました。今までは学生講師たちに囲まれた環境でしたが、予備校講師はプロです。なので、「授業という空間をどのように楽しく運営し、いかに受講生が楽しく帰ってもらえるか」に主眼が置かれている感じがしました。ある意味、「エンターテイナー」みたいでしたね。
そのような環境に触れる中で、予備校講師としては上にいけないと思いました。そして自分の中にずっと一貫してあった「勉強したくないのに、学生はなぜ予備校に来るのか」という疑問が表面化しました。
そこで、「割り切って、授業をせずに自分も遊ぶ」ようになりました。これが、「教えない授業」です。
-教えない授業とはどのような授業ですか?
一コマの授業で演習をさせて、答え合わせを学生同士でやってもらいました。そして答えを発表させて他の学生からも突っ込ませたりしました。でもこのやり方が一番生徒たちが伸びたと思いますね。
人って10回言って初めて相手に伝わるらしいんですね。それくらい人の話って聞いてないんです。なので、自分が作り上げた理論を説明しても伝わらない。なので、自分の理論に近づくように生徒たちを誘導させるというか、考えさせて、自らたどり着かせるようにしたんです。
-たしかに、人の話って意外と聞いてないんですよね!(笑) その後はStar Brain Academyですか?
そうですね。第三期がStar Brain Academyでの講師です。やはり、予備校講師の時は受験がゴールでした。大学に受かるために逆算をして、その最適なルートで教える。「受験に出ないからやらなくていい」という分野が出てきます。しかしそれはやっぱり違うなと。
Star Brain Academyでは受験後も関わりがあるので、「自分が教えていた子が自分の想像を超えていくのが面白い」です。自分の想像を超える瞬間はやはり魅力ですよね。そう考えると、自分が作った英語教授法もOne of themなのかなと思ったりもしますね。
-生徒さんたちに伝えたいことはありますか?
そうですね。「自分の人生は自分で生きてほしい」ですね。やはり、自分の人生なので、自分で決めてほしい。そのことをブレイクダウンして生徒に伝えているつもりです。
-最後に一言お願いします。
がんばれ!自分の人生を生きなさい。
-今回はどうもありがとうございました!
今後も「Star Brain Academyの講師インタビュー&卒業生インタビュー」を連載していきますので、お楽しみに!