こんにちは! Star Brain Academy の津久井(つくい)です。

大好評だった前回に続き、今回も「試験対策」に必要な視点を紹介したいと思います。前回と同じ論文(walkerlab.berkeley.edu)から、最高な勉強のタイミングを取り上げます。

前回の内容は、「勉強効率をあげるためには、深い睡眠をとることが必須」というものでした。この論文には、さらに勉強と睡眠のタイミングに関しての研究成果が述べられています。

blog: sleep when study

この3つのグラフによって、ベストな学習時間が提案されています。

グラフについて説明しましょう。重要なのは、左の2つのグラフと一番右のグラフの違いです。結論だけを言うと、勉強のベストタイミングは睡眠の前!ということです。

少し詳しく話しましょう。すべてのグラフは「トレーニング→12時間後にテスト1→24時間後にテスト2」という流れです。ただ左の2つは「朝10時にトレーニング→夜10時(12時間後)にテスト1、→睡眠を経て翌日朝10時(24時間後)にテスト2」をしています。一方、右のグラフでは、「夜10時にトレーニング→翌日朝10時(12時間後)にテスト1、→同じ日の夜10時(24時間後)にテスト2」を実施しています。

グラフを見てもらうとお分かりだと思いますが、Group Dの棒グラフが一番結果が良い(グラフが高いほど成果が上がっています)ですね。つまり、学習・トレーニングをした場合は、睡眠を挟むことによってパフォーマンスが劇的にあがる、ということが証明されているわけです。

よく「復習は記憶が新しいうちにしましょう」と言われますが、最もよい復習のタイミングは睡眠直前ということのようです。ですから、授業→その日の夜に復習→翌日に再点検、という流れが黄金ルートと言えそうです。

今回のまとめ

復習をするならば、その日の夜がベスト! そして、定着には深い眠り(ノンレム睡眠)を心がけよう!

今後も、有益な情報があればブログに載せていきます。

See you NEXT TiME!