2019年度センター試験分析 世界史B 〜学生生活応援ブログ(23)〜
こんにちは。Star Brain Academy の平田です。
1月19日・20日の行われた大学入試センター試験の世界史Bの分析をお送りします!
今年度のセンター試験は、問題数や難易度も例年通りで、大きな変更はありませんでした。
ただし、大学入試センター側も新センター試験を見据えて若干の変化が見られた気がします。
新センター試験(世界史B)についてはこちら↓↓
〈今年度のセンター試験の特徴〉
1.六択問題の連続出場
平成30年度の試行調査問題(2018年11月10日・11日実施)に登場していた六択問題が出題されました。これは現行のセンター試験でも、年度によっては登場していましたが、今年も出題されました。おそらく来年以降も残っていくことでしょう。しかし内容的には年代の並べ替えですので、問題ないと思います。
2.グラフからの読み取り問題の連続出場の傾向
これも今年度から始まったことではありませんが、グラフの読み取りを通して論理的に考える力が問われていると言えます。
3.戦間期・戦後史を含めた幅広い知識
今年度は戦間期や戦後史を含む問題がやや多かった印象にあります。私見になりますが、これらの時代の出来事は、私たちの生活に影響を及ぼしているケースが多く、「世界史」と「私たちの生活」をつなげて学習をして欲しいという大学入試センターの思いがあるのではないでしょうか。
私たちStar Brain Academyでは、以下の三点を伸ばしていきます。
①思考力・推測力を伸ばす
問題文から読み取れることを話しながら考えていき、自分が知っている知識までつなげていく訓練をすることで正答まで一緒にたどり着きます。この思考プロセスを過去問などを使用しながら講師と生徒さんが共有をすることで、どのように考えればいいのかを実感することができ、その回数をこなすことで一人でもできるように指導しています。
②時代の流れを理解する力を伸ばす
私は「世界史上の出来事は所詮人間のやったこと・考えたことの結果である」というモットーを持って世界史を指導しています。世界史を指導・勉強するにあたり、「正確な単語を覚える段階」と「単語を時代の流れに埋め込む段階」の二つの段階があると私は思っています。
「正確な単語を覚える段階」では、単語の暗記は生徒さんのやる気と反復回数にかかっていますので、勉強のペース作りや勉強法の指導を行います。
「単語を時代の流れに埋め込む段階」では、記憶した単語を、対話を通して、時代の流れに埋め込んでいく指導を行なっています。
③受験生一人一人に合わせた授業計画で長所短所を伸ばす
受験生一人一人が長所短所を持っています. 苦手分野や得意分野, 志望校の出題傾向なども考えて受験生一人一人にとって最適な勉強法や授業展開を行うのがStar Brain Academyの強みです。
英語や数学、国語といった主要科目だけでなく, 世界史も同様の方針のもと指導をしています。