こんにちは!

Star Brain Academy の津久井(つくい)です。

 

2018年度 スターブレイン アカデミーは

” 合格率100% ” が達成できませんでした。

 

その事実を受け、今年の6月から

「スターブレイン アカデミーの挑戦」という

シリーズを始めています。

 

 

前回(勉強を支えるマジックナンバー「3」)では

「21日間チャレンジ」を紹介しました。

 

今回は、続くチャレンジとして

「夏休み500時間チャレンジ」

を紹介します。

 

夏休み500時間チャレンジとは?

 

「夏は受験の天王山」とはよく言われます。

 

受験生にとって、始めての夏休み。

試験休みなどを入れると1ヶ月半以上もあります。

 

たくさん時間があるように思えて

思いの外、学習が進まないのが現実です。

 

 

“ そんな夏休みを

どのように過ごすと良いのか? ”

 

長年、生徒と向き合うなかで

学習プランがうまく進まない原因と

どうすればうまくいくのかを

ずっと考えていました。

 

その結果生まれてきたのが

この「夏休み500時間チャレンジ」です。

 

500時間チャレンジの特徴としては

次のものが挙げられます。

 

  • 夏休み全体のプランを一覧できること
  • 週ごとの学習プランと学習時間を設定していること
  • 科目ごとのバランスを考えた上で、プランを作っていること
  • 毎週、振り返りを実施して、改善プランを考えていること
  • 勉強時間を「見える化」してモチベーションUP

 

以下、3つに分けて

それぞれの説明をしていきます。

 

鳥の目 と 虫の目 と 魚の目

 

このタイトルの言葉を聞いたことが

ある人も多いと思います。

 

物事を見る際に

意識すべき視点として

よく使われていますね。

 

鳥の目とは「全体を俯瞰する視点」

虫の目とは「部分を複眼的にみる視点」

魚の目とは「流れを読み解く視点」

 

「500時間チャレンジ」もそうですが

Star Brain Academy で実施している計画は

全て上記の3つの目を意識しています。

 

500時間チャレンジでは

次のように、3つの目を捉えています。

 

鳥の目:夏全体の目標とプラン

虫の目:週ごとの目標とプラン

魚の目:毎週の振り返りとカイゼン

 

ちなみに、さらに大きな目として

「年間プラン」「将来プラン」もありますが

500時間チャレンジとはずれるので

別の機会にゆずります。

 

なお、将来プランに関しては

以前のブログ(日々是挑戦 〜スターブレイン アカデミーの挑戦(1))を

参考にしてください。

 

計画で大切なたった1つのこと

 

計画を立て、実行する際に

大きなネックとなっているのは

「バランス」と「カイゼン」です。

 

「科目間のバランス」に関しては

別のシリーズで触れているので

ここでは、「カイゼン」について

話を進めていきます。

 

この500時間チャレンジをやっている時に

こんな悩みを持った生徒と話しました。

 

「計画を立てても

全然計画通りにいかないので

やる気が出ないんですけど…」

 

それを聞いて、ふと思う

「これはチャーンス!」

(人の悩みを(笑))

 

そもそも計画とは

うまくいかないもの。

 

途中で諦めてしまう人が

多いのが残念なところです。

 

「PDCAサイクル」を知っている人も

多いとは思います。

以下の4つを回していくものです。

Plan:計画

Do:実行

Check:振り返り

Act:カイゼン

 

PDCAをやったことのある人は

「なぜかうまく行かない」

という経験を多くしています。

かくいう私もその1人…

 

「なんでだろう?」と疑問を抱き

色々な本を読み、ネットで調べ、人に聞き、、、

 

それでわかったことは、

多くの人は「PDサイクル」になっている!

ということでした。

 

最も難しいのは

CAをサイクルの中に入れることだったのです。

 

先の相談してきた生徒も

「PDサイクル」に陥っていました。

 

したがって、解決策は

「CA」を組み込んで

「PDCAサイクル」にすればいい!

 

…とは言っても

1人でやるのは大変です。。。

 

でも、だからこそ、私たち講師がいるのです。

具体的にやっているカイゼン方法は

別の機会に譲りますが

「計画は、カイゼンまでが計画です」

ということをお忘れなく。

 

見えないものを見ようとして

 

最後に紹介するのは「見える化」です。

 

勉強時間をマス目に塗っていくという

非常にシンプルなやり方ですが、

これが非常に効果を発揮します。

 

生徒も最初は半信半疑でしたが

自分の努力(サボりも(笑))目に見えるため

先程話した「PDCAサイクル」にも有効でした。

 

最近は、勉強時間の管理に

アプリを使っている人も多いと思います。

 

アプリとリアルのどちらがよいかは

意見の分かれるところですが

「実行する」「実行しない」ならば

明らかに「する」の方に軍配が上がります

 

やり方は自分に合うものを探せばよいので

「まずやってみよう」という

フットワークの軽さは大事でしょうね。

 

 

今回のブログは、ここまでです。

次回は、10月から本格化している

「過去問シート」を紹介します。

お楽しみに!