こんにちは!

スターブレイン アカデミーの津久井(つくい)です。

写真はイメージです

 

先日、都立青山高校の学校説明会なるものがありました。

しかも、学習塾に向けての説明会ということで、

早速参加してきました。

 

今回は、そこで見聞きし感じたことを中心に

お話を進めていこうと思います。

 

目次(クリックすると項目に飛びます)


 
 
 
 

そもそも、なぜ都立青山に?

 

最初に、そもそもなぜ学校説明会に?

という疑問が浮かぶかもしれませんね。

 

都立青山は、Star Brain Academy に通っている生徒さんのなかで

よく志望校に挙がってくる学校です。

 

今回も、今通っている中学1年生から情報を得ました。

今回、「面白いな」と思ったのは、

学習塾向け説明会」!!

 

こんなものがあるとはつゆ知らず、

興味も手伝って参加という運びになりました。

 

説明会当日。

 

行ってみて最初に思ったのが

 

「懐かしい」

 

と同時に

 

「病院みたいだな」

 

という印象。

 

これは都立青山だけではないと思いますが、

学校ってどこか無機質だった

記憶があります。

 

実際に通っていた(る)学校だと、

懐かしさがあるのですが、

自分に関係ない学校だと、

無機質に感じてしまうのかもしれません。

 

そういえば大学の社会学の授業で

「教室という場にいると、

生徒だけではなく教師も『授業』という

フィールドで役割を演じる」

という講義を聞いたことを思い出しました。

 

先生が前に立って、生徒の方を向く。

生徒は皆、黒板の方を見て、

先生の話を聞き、ノートを取る。

 

そういったある種の「無機質感」に

違和感を感じていたのかどうかはわかりませんが、

 

Star Brain Academy の教室は丸テーブルにして、

部屋には緑をたくさんおいています。

スターブレイン アカデミーの教室

隣が東大の駒場キャンパスなので

時々カメムシ君も遊びに来るくらいです笑


 
 
 
 

学校の“今”をレビューしましょう

 

さて、肝心の内容はどうかと言いいますと

説明会は2つの構成になっていました。

 

1.授業見学

2.説明会

 

説明会の話は次の項目で述べるので、

ここでは授業見学のレビューをします。

 

3年生は試験期間だったため、

見学ができませんでしたが、

1〜2年生の5科目の授業を見学しました。

 

教室の後ろからそっと入り、

大体の様子がわかったら

次の教室に向かって全部の授業を見学しました。

 

中でも「あー、時代は変わったなー」と

強く感じたのが、英語の授業

 

ちょうど入った時は、

次のように授業が進められていました。

 

黒板にはスライドが投影されていて、

教科書の内容を表す画像が映し出されています。

そのスライドに、ある「英単語」が出てきます。

(おそらく前回の授業で扱った単語なのでしょう)

生徒と生徒はダッグを組んでおり、片方がスライドに背を向け、

もう片方は黒板のスライドを見ています。

先生の合図とともに、スライドの方を見ている生徒が

スライドに背を向けている生徒に単語の説明をし、

その説明を受けた生徒は、何の単語を言っているのかを当てるのです。

今度は、また違う単語がスライドに出てきて、

先程とは逆の向きになった生徒が当てっこをします。

それらが、もちろんオールイングリッシュ!(とカタカナで書く笑)

 

昔の授業と違い、活気がありましたね。

 

生徒の発する英語を聞いていると

会話というよりは、

ジェスチャーを交えての単語の羅列に近いのですが

「正しい」ということよりも

「伝える」ということに重きを置いている感じがしました。

 

どこかの段階で「正しさ」は必要になりますが、

最初の段階では、英語を「使う」ことの重要さ

実践されていて、自分も非常に勉強になりました。

 

実際のところは、

先生の個性や授業の内容も関わってくるので

「英語は昔と違う!」とは言い切れないでしょうが、

自分の頃とは大きく変わっていると感じました。


 
 
 
 

我が闘争 in school

 

 

では次に、説明会を聞いた感想を紹介します。

 

結論を最初に言ってしまうと、

・チャレンジし続けることの大事さ

・常に変わり続けることの大変さ

・それでも抜けきれないバイアス(偏り)

 

の3つに集約できます。

 

まずは、チャレンジすることの大事さ

 

先程の英語の授業でも感じましたが

学校全体でどんどん変革をしていこう!

という勢いがありました。

 

授業の内容もそうでしょうし

学校の運営やシステムの方法、

今後の方針などもどんどん革新をしようとしていました。

 

ただ同時に、変わり続けることの大変さもあるのかなと思いますね。

 

都立青山は東京都の「進学指導重点校」です。

入試問題の英語・数学・国語は独自問題を作成しています。

(理科・社会は都立共通問題です)

 

重点校になるためには選考があるため、

基準をクリアしなければなりません。

(センター試験の結果と国立大学への進学率があります。

詳細は 「都立高校における進学指導重点校等の指定についてを」参照してください )

 

試験結果をもとに、

問題ごとの分析や入試のコツなどを話していましたが、

「新受験」など次から次へと変わっていく制度に対応しつつも、

独自性のあるアウトプット(問題)を

世に出していかなければならないわけですから、

大変なことも多いだろうなと、

人ごとのように思っていました。

(自分も教育に携わっているので、

実際は楽しんでやっているのかもしれませんね)

 

そして最後のポイントですが、

どうしても抜けきれないバイアス(偏り)があります。

 

先程、「重点校になるには、選考がある」と話しました。

その選考には、センター試験の点数と東大をはじめとした

難関国立大の合格人数が条件になります。

 

そうするとどうしても

「東大を目指そう!」になってしまいます。

 

私は医学部専門予備校でも教えていましたが

医学部を目指している生徒の多くは、

いつのまにか「医学部に行くことが目的」になっています。

 

東大にせよ、医学部にせよ、

「行くこと」自体が目的化されている

ふとしたときに「自分は何をやっているんだろう…」

という疑問を感じることがあります。

 

その時に、「自分は◯◯のために行くんだ」と

心の底から言える人とそうでない人とでは大きな差が出てきます

 

重点校の話の際に

「重点校に残る。だから、次は国立・医学部の合格者を増やす」

という流れがさも当然のように述べられていると、

どうしても違和感を覚えてしまうのです。

 

スターブレイン アカデミーの塾長である建島に

 

「教育とはなんぞや?」

 

と聞いたことがあります。

建島は少し考えて

 

「愛と思いやり」

 

とだけ。

 

「菩薩か!」と心の中でツッコミましたが笑

「それが教育」と言われてしまうと

私自身を含めて、「教育ごっこ」をしてしまっている大人が

多くなってしまっているなと反省した記憶があります。

 

これは特定の学校の問題ではなく

日本の ‘教育’ と呼ばれているものの

構造的な問題なのでしょう。

 

いかがでしたか?

 

最初は、学校説明会に参加した感想として

今の授業の進歩の紹介をしようと思っていましたが

思わぬところで脱線してしまいました。

 

都立青山は先進的な試みをしており

とても良い印象がありました。

と同時に、教育全体の問題も

見えてきた機会でした。

 

かりにも「(本当の意味での)教育」を

目指している者として

襟を正して臨まなければなと

心を新たにするチャンスをもらった次第でした。。。

 

それでは、また!