こんにちは!

スターブレイン アカデミーの津久井(つくい)です

 

1つ前のブログでは

堀が「21日間チャレンジ」の紹介をしました。

前回のブログは【 こちら 】から!

 


目次(クリックすると該当場所に飛びます)

 

このブログでも前回に続き

「21日間チャレンジ」を紹介します。

 

前回は実際のケースを中心にお話したので

今回は21日間チャレンジの仕組みなどをお話しします。

 

そもそも「21日間チャレンジ」とは?

スターブレイン アカデミーでは、

入塾後に「21日間チャレンジ」を実施しています。

 

 

その理由は…

  • 短期間で勉強習慣をつけ、自信をつける
  • 自分の勉強を可視化して、振り返りながら工夫する
  • 1つの目標を一緒に達成することで信頼関係を築く

が挙げられます。

 

以前「マジックナンバー3」というブログを書きましたが、

3週間(21日)が習慣をつけるのに最適だということです。

(興味がある人は、【ブログ】をみてください)

 

この発想は次から来ています。

 

行動科学を元にしたダイエット成功法

 

短期で結果を出すものにも色々ありますが

例えば有名なライザップなど

やはりダイエットは永遠のテーマというか

需要があるようで、なるほど研究してみると勉強になりました。

 

色々研究した結果、

スターブレイン流21日間チャレンジには

次の仕掛けを組み込みました。

 

  1. 最初と最後の目標を数値で測定する
  2. 日々の記録を数値・グラフでつける
  3. 日々「増やす行動」「減らす行動」を考え、翌日からチェックする
  4. スモールゴールを設定して、小さな成功を積めるようにする
  5. ゲーム感覚でできるようにご褒美とペナルティを設定する

 

次の項目で、簡単ですが説明を加えていきます。

 

21日間チャレンジ、5つの仕掛け

 

21日間チャレンジには5つの仕掛けを入れました。

簡単ではありますが、その仕掛けの説明を加えます。

 

 

1.最初と最後の目標を数値で測定する

チャレンジなので当然「目標」は必要です。

 

ただ「頑張る」や「やれるだけやってみる」では意味がありません。

測定ができないからです。

 

そこで、目標は必ず「数値化」できるものにします。

 

例えば、

 

「毎日◯時間勉強する」

「単語を◯個覚える」

「次のテストで◯位に入る」

 

などです。

 

加えて、目標を設定するために

現在も数値化します。

 

塾の授業が始まる時には、期待があります。

 

どうしても現実よりも高めに目標設定してしまいます

それを防ぐために、

今の数値はどのくらいなのか?

を必ず聞いて目標を設定するのです。

 

2.日々の記録を数値・グラフでつける

チャレンジが始まっても

目標と同じように「数値化」をします。

 

そしてもう一つ、「グラフ化」も実施します。

 

特に、グラフは一目で自分のアップダウンが見えるため

自分の成長を実感しやすいですね。

 

実際の21日間チャレンジ:グラフ部分

 

3.日々「増やす行動」「減らす行動」を考え、翌日からチェックする

日々の結果は、毎日LINEなどで送ってもらうのですが、

前回のブログで紹介しています!)

 

生徒と教師で「どうすれば良くなるか?」を

話し、考え合います。

 

具体的には「増やす行動」「減らす行動」を

考えて、翌日から◯×△で評価していきます。

 

これは、正しい結果は正しいプロセスによる

という考え方をもとにしています。

 

よく「明日は頑張ろう!」や「気合いだ!」といった

アドバイスだけで終わることがありますが

注目するのは「行動」です。

(最後は、気合も大事なのですが…)

実際の21日間チャレンジ:増やす行動・減らす行動

 

4.スモールゴールを設定して、小さな成功を積めるようにする

次の仕掛けは「スモールゴール」です。

 

授業は、通常1週間単位でおこないます。

 

21日間チャレンジということは、

初回・1週間後(7日後)、2週間後(14日後)、3週間後(21日後)の

4回の授業があります。

 

2・3・4回目の授業では

対面で改善点を話し合うチャンスがあります。

 

そこで、大抵は7日後(2回目の授業)に

スモールゴールを設定します。

 

スモールゴールでは、

よりクリアしやすい目標を設定して

自分の行動がうまくいくという実感」と

やればできそう」とやる気を出してもらいます。

 

5.ゲーム感覚でできるようにご褒美とペナルティを設定する

最後の仕掛けは、「ゲーム性」です。

 

チャレンジである以上、

達成した時のご褒美とペナルティは必要です。

 

達成した時は、全力で褒め、ご褒美をプレゼントします。

 

最初は興味なさそうにしていても、

人から褒められると嬉しいもので

生徒の顔にも笑顔が溢れています。

 

逆にダメだった時は、改善点を見つけると同時に

ペナルティとして「体を鍛える」か「心を鍛える」挑戦をします。

(ペナルティの詳細は伏せておきますが)

 

ちなみに、仮に達成できていない時は

講師にも責任はあると思っています。

 

一緒に目標に向かっていた以上、

ペナルティは私たちにも課されるものだと思っています。

 

A君のチャレンジとその後

前回のブログではO君のチャレンジを紹介していました。

ここでもう1人、A君のチャレンジを紹介します。

 

 

A君のビフォー・アフターをまとめておくと、

 

before:英単語5分/日、数学1時間/日

↓↓↓↓

after:英単語30分/日、数学2時間/日、英語2−3時間

 

この数字だけを見ても、

かなり成長したことがわかりますね。

 

A君の21日間チャレンジ

 

チャレンジが始まると、やる気を出してくれ

平日は4−5時間、休日は7−8時間

順調な日々が続きます。

最初の1週間

 

とは言っても課題はありました。

最初の課題は「睡眠習慣」

 

特に睡眠習慣は、◯がつかないことも多く

寝る時間と起きる時間の目標を設定して

チャレンジを続けていました。

 

変化が見られたのは10日が過ぎたあたりです。

10日を過ぎたあたりから、◯が増えています。

 

変化の表れた10日後

 

A君に聞いてみると、具体的な方法として

朝起きたらすぐに次の行動を始めたそうです。

・すぐに暖房をつけて部屋を温める

・照明をつけて部屋を明るくする

 

 

さて、次の課題は2週目に起きました。

いわゆる「中だるみ」の時期ですね。

 

2週間目の勉強時間

 

そこで、ここでも行動を変え

 

・移動中にリスニングをする

・起きたらまず1階に移動する

 

を実施することで、改善されていきました。

 

これで安心して、フィナーレを迎え………

られることもなく(笑)

 

ラストになる3週目は

これまでで一番大きなヘコみを見せます。

 

3週目の勉強時間

 

これは元々予想していた事態なのですが

ラスト・ワンマイル(最後の1マイル)

と言われているものです。

 

人間とは不思議なもので

楽しいことであれ何であれ

” 終わり ” が見えてしまうと

ふと力が抜けてしまうそうです。

 

これはオリンピック選手も例外ではなく

メダリストであっても

ゴールが見えた瞬間、力が抜けるとのこと。

 

A君もご多聞に漏れず

最後に気が抜けてしましました。

 

ただこれは悪ことではありません。

 

この経験があるので、

次のチャレンジの時からは

最後に力が抜けるというのを知っておこう!

と準備することができるのです。

 

スターブレイン アカデミーでは

受験などのチャレンジを控えている生徒には

メンタル・トレーニングを実施して

「ラスト・ワンマイル」を乗り越えるようにしています。

 

具体的な内容は今回の話とずれるので

別の機会に譲ります。

 

そうそう、後日談ですが、

21日間チャレンジを乗り切って

勉強時間が伸び、自分の癖を知ったA君

その後さらに学校の成績を伸ばしてくれました。

 

その後に受けた定期試験では

数学100点!!という驚くべき成績をとってくれました。

 

 

前回・今回と、スターブレインアカデミーの

次世代型学習メソッドである

「21日間チャレンジ」を紹介しました。

 

正しい方法で学習すれば、正しい結果が出ます。

 

興味がある方は是非お気軽にお問合せください。

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