こんにちはStar Brain AcademyのRです。

わたしはStar Brain Academyを卒業後、4年間の大学生活を終え、現在京都大学で大学院生をやっております。

以前、英語の民間受験を受けた感想・戦略についてブログを書きました。

TOEIC編>>> https://starbrain.jp/blogs/23519/

TOEFL編>>> https://starbrain.jp/blogs/23538/

IELTS編>>> https://starbrain.jp/blogs/23670/

 

先日、再度IELTSを受験してきましたので、最新の様子を書いていきたいと思います。

IELTSのような英語の検定試験は、総合型選抜の受験要件に入っている場合がありますので、総合型選抜入試をご検討中の皆さまもぜひご一読ください!

 

 

目次

現在のIELTS

前回のIELTS編ブログ(https://starbrain.jp/blogs/23670/)では、私が実際に行った攻略法についてお伝えしました。

しかし、このブログを書いてから3年以上が経過し、試験形式が多様化するなどの変化がありました。ですので、再度まとめてみたいと思います。

 

まず、試験形式について、以前はペーパーベースの試験が主流でしたが、現在はパソコンを使用した受験形態が主流になりつつあります。

特に、東京・大阪の会場ではパソコン形態の受験が可能で、試験自体をパソコンで受験できるだけでなく、試験結果が3〜5日で開示されるといった利点があります(運営主体によって若干の違いがありますので、詳細は公式ホームページをご覧ください)。

 

次に、試験形式の変更に伴って、試験開始時間も多様化しました。特にパソコン受験の場合は、午前に3技能(リーディング・リスニング・ライティング)の試験を実施し、午後にリスニングを行うパターンと、その逆で、午前中にリスニングを行い、午後に3技能(リーディング・リスニング・ライティング)の試験を行うパターンが選択できるようになっています。こちらも運営主体によって違いがありますので要確認ですが、皆さんの生活スタイルや予定に合わせた受験が可能になりました。

 

私の場合は、朝早くから頭が回転しない&途中の空き時間が開きすぎないようにしたかったので、午前中の遅い時間のリスニング試験を予約し、午後に3技能の試験がある日程を選ぶようにしていました。

他方で、朝早くから試験を実施し、午後の早い時間に試験を終わらせたい方もいらっしゃると思いますし、「パソコンでの入力は苦手」「リーディングはペーパーベースで取り組みたい」という方もいらっしゃると思います。ですので、自らの能力を最大限発揮することができるように試験形式・試験時間を選択することが大きなポイントであると言えるでしょう。

 

IELTSには、アカデミック版とジェネラル版の2種類がありますが、基本的にアカデミック版が資格要件に入っていると思いますので、アカデミック版で話を進めていきます。

 

相手を知ろう!

何ごとにおいても、「戦う相手を知る」ことは非常に重要です。

受験においても、学校によって出題傾向が異なっていることは聞いたことがあると思います。

英語の資格試験においても同様のことが言えます。例えば、TOEIC、TOEFL、IELTSの3つの試験においても、全く違う出題形式・出題傾向が見られますし、よく使われる単語も異なります。ですから、まずは「相手を知る」ことから始めましょう!

 

そこで有益なのが過去問です。IELTSでは定期的に過去問が販売されています。そこそこのお値段がするので、まずは最新版を1冊購入してみましょう。

色々な出版社から過去問や対策問題集が出版されていますが、基本的には公式問題集をお勧めしています。これをとりあえず1回分やってみて、傾向を体感してみましょう。

IELTS18 公式過去問題集

 

もし英語で解答解説を読むのが難しい方は、日本語で書かれたものから始めるのも良いでしょう。

IELTS公認問題集

 

まずは、このような問題集を通して、「相手を知る」ことから始めていきましょう!

 

できれば何度か試験を受けよう!

必要なIELTSスコアが決まっている場合は、一発勝負を目指さずに、2、3回くらい受けて、そのうち1回で必要スコアが取れるようなスケジュール感をイメージしましょう。

試験問題によっては、自分の得意・不得意トピックが出題される場合や、難易度に差がある場合も否めません。大学入試は基本一発勝負ですが、IELTSは定期的に試験が受けられます(特に大都市では頻繁に開催されています)ので、もちろんその分受験料がかかりますが、何度か受ける中で、目標スコアをクリアできるような戦略が好ましいと思います。

実際、私も数回受験し、スピーキングの試験官が一緒の時もありました。おそらく試験官は覚えていないと思いますが、私からするとなんとなく安心感が芽生え、普段通りの受け答えができた気がします。また、数回受けていくと、同様のトピックについて質問されることがあり、ある程度対策をすれば、目標スコアの達成に近づくと思いました。

 

今回はIELTS最新動向についてお話ししました。

総合型選抜試験の一環としてIELTS対策も行っておりますので、ぜひStar Brain Academyにお問い合わせください。